
一月某日 早朝
今日は東京23区内や千葉県で「サンピラー」が現れました。サンピラーは「太陽柱」とも呼ばれ、日の出や日の入りの時に太陽から垂直に炎の様な光芒が見られる現象で、氷の結晶で構成された雲が昇って来た太陽の光と重なる事で発生する、大気光学現象の中では比較的珍しい部類に入ります。
サンピラーは空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射する事で現れますが、空気がよく冷えていて上空の風が弱い時、氷の結晶の向きが揃っている事が条件となります。
今朝の関東は房総半島の南部や三浦半島、伊豆半島付近では強い風が吹いているものの、東京都心やそれより内陸の地域では比較的穏やかな空となっています。日中は日差しの届く所が多くなりますが夕方以降は東側のエリアほどにわか雨や雪が心配です。


一分後

四分後 太陽が昇るに連れ、光柱は短くなる。
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