ソウル駅 再訪

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朝鮮総督府鉄道 京城駅 1925年(大正十四年)9月30日竣工

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赤レンガの旧ソウル駅舎

東京駅を設計した辰野金吾の弟子、塚本靖の設計(所謂 辰野式)

1900年7月 京仁鉄道合資会社 南大門(ナムデムン)駅として開業、1910年8月29日 韓国併合により朝鮮総督府鉄道設置。1923年1月1日 京城駅と改称、1925年 赤レンガ駅舎竣工(東京駅に次ぐ国内二番目の規模)2003年 新駅舎完成により、駅舎としての役割を終了。2009年4月 改修工事を開始、2011年8月9日 複合文化空間としてオープン。

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現ソウル駅 電気機関車牽引の客車、旧型ディーゼル車は姿を消し、新型に置き換わった。上左:KTX イウム 上右:ITX セマウル 駅舎同様、今風なデザインとなったが・・

この記事へのコメント

  • ナツパパ

    すばらしい駅舎で、十分に鉄道遺産としての価値ありと思いますねえ。
    引きから撮った写真では、あんまり大切にされてないみたい。
    一度は行ってみたい韓国ですが、なかなか機会が無くて。
    2023年10月22日 16:02
  • okuruma1970

    こんばんは。
    辰野式は、欧米に追いつけ追い越せの雰囲気がわかりやすく出ていますが、しっかり活用している東京駅と違って、旧京城駅舎は活用されていた印象はあまりないですね。
    KTXは初代からそれなりのデザインでしたが、セマウル号のデザインには驚きました。
    いい話が聞こえてこないのは、ちょっと残念ですね。
    他にも見て乗ってこられたお写真、楽しみにしています。
    2023年10月22日 20:53
  • gop

    > ナツパパさん
    韓国は根源的問題もあり、日本統治時代の建築は解体された物も多いです。
    https://news.nicovideo.jp/watch/nw10569936

    が、この駅舎は史跡指定され修復整備済(但し横の資材倉庫が邪魔)食事は美味いし殆どの方は親切。フライト僅か二時間、是非奥様とお出掛けを。
    2023年10月22日 21:56
  • gop

    > okurumaさん
    京城駅舎含め朝鮮総督府関連はゲオルグ・デ・ラランデも意匠設計に携わっていますから、彼の意向も大きかったのかも知れませんね。ファザードからドームへ繋がるアーチは見事で、バランスの良い建物と思います。

    韓国はこの十年で大きく変わった印象ですね。鉄道車両も良くも悪くも随分変わりました(以下参考、韓国の鉄道 2023)
    https://www.youtube.com/watch?v=5FnNMstp2A4
    2023年10月22日 21:59
  • Cedar

    一連の韓国鉄道関連記事、大変興味深く拝読しました。
    私が韓国に行ったのはまだDL牽引や動車形のセマウルが活躍していたころで、清涼里にはフランス製(?)のげんこつ形ELもいましたし、かのオーパルパルも健在でした。
    2023年11月12日 09:24
  • gop

    > Cedarさん
    恐縮です。韓国は近くて遠く、70-80年代に訪問できず残念でした。
    欧州鉄道旅報告、楽しみにしております。
    2023年11月12日 17:27