
彦根駅



1976.3.24撮影
上:ED14 2 石灰石列車 ロコ1101 左が彦根駅ホーム 中:ED14 3
下:ロコ1101 石油タンク車(東側 行き止まりの側線)
ED14:1926年 米国 ゼネラル・エレクトリック製、東海道線電化時導入(東京〜国府津)1960-1966年 近江鉄道入線〜1988年 貨物輸送廃止後 休車〜2004年 廃車(全四両)
1988年 貨物輸送終了、住友セメント専用線廃止。1996年 住友セメント彦根工場閉鎖。2007年 貨物ヤードに近江鉄道ミュージアム開館、貴重な機関車・電車等を保存展示するが続かず、2018年閉館。ED14・ロコ1101共に全車解体、現存せず。

ちなみに、写真右後方山の山頂にはかつて石田三成の居城 佐和山城があり(1591年 入城)三成が 関ヶ原の戦い(1600)で敗れた後、徳川四天王の一人 井伊直政が新城主となるが、1622年 彦根城が築城されると佐和山城は廃城。井伊家は明治までこの地を治める事になる(直政は彦根城築城途中 42歳で佐和山城にて死去)

ED14 2号機 住友セメント彦根工場専用線にて 1976.3.24
近江鉄道の古典機関車、順次解体へ
思い出の車両に別れ、近江鉄道ミュージアム閉館
最後の一両が故郷に旅立ち
この記事へのコメント
pogpog
四天王の死歿年、酒井忠次 1595年(享年70)井伊直政 1602年(享年42)榊原康政 1606年(享年59)本多忠勝 1610年(享年63)
豊臣家を滅ぼし、平和な世を実現した家康の姿を見る事が出来た四天王は、誰一人いなかった・・(虎の巻解説)明日はラグビーでお休みか。
のり
この機関車が天王寺駅の勾配区間を行ったり来たりしていたことを想像すると楽しいです。
ナツパパ
そういえば、西武も横瀬の貨物輸送が無くなって所沢からELが消えたのでしたね。所沢の車庫にたむろしているELの姿は日常で、いるのが当たり前だったのだけれど、無くなってしまうと、本当に寂しかったです。
しゅう
このころクラウドファンディングなどがあれば、何両かは生き延びることができただろうにと思います。
電気機関車も、少しでも動かしていれば長持ちするが、まったく動かさなかったらすぐ朽ちていく とかいう話を近江鉄道の方からお聞きした記憶があります。
gop
あと二ヶ月半、このペースで一体どこまで描くのか。最終回はどうする?
明日はVIVANTスペシャルがあるので丁度良かったかも。
gop
天王寺も彦根も同じ33‰の急勾配あり、珍しい直接制御の機関車は入れ替え用には使い勝手が良かったのでしょう。
阪和線、来年は阪和電鉄開通から九十五周年の様ですね。
https://livedoor.blogimg.jp/hanwa0724/imgs/0/b/0b8941aa.jpg
gop
まだまだ新しいE31は大井川に行ってしまいましたしね。
横瀬で保存中のE61は近江ED14の兄弟機、今年もトレインフェスティバルで公開される様ですよ(以下去年)
https://www.seiburailway.jp/newsroom/news/20220922_yokozefes/
gop
旧車同様、電子機器を使わない古典電気機関車の動態保存は比較的容易とは思いますが、蒸気機関車の様な需要があるかどうかが問題ですね。
以下、近江鉄道が作成したビデオ。貴重な資産を守り続けて行く筈が・・
https://www.youtube.com/watch?v=qYbBtnE7wok
Cedar
gop
今年もロマンスカー含め、何点か機械遺産に認定された様ですが。
https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/#section3
この国では古い飛行機はフルレストアしても飛ぶ事は叶いませんし、
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a76bfdca89e7d40d208c3219fb3d3cbe89ada3c
古典電気機関車も動態どころか静態維持する事も難しそうですね。